次回展示会『名工・南端久司の世界』のお知らせ。 |
『名工・南端久司の世界』
―静謐なる江戸切子の美―
2013.7月25日(木)~7月31日(水)
10:30am ~ 6:00pm (会期中無休)
菓子鉢・花瓶・グラス・皿・ぐい呑み etc. 約50点
77歳で惜しまれながら引退した江戸切子の第一人者
南端久司氏の展覧会の御案内させて頂きます。
『創みださずには、いられない』85歳の南端久司の新作のご案内を、
皆様にお送りする喜びにつつまれています。
魂の創作を是非!手にとってご覧下さい。
日本の代表的な技の使い手のひとりである氏の作品は、
その深い彫りが深い輝きを生み出しています。
指ではじいた時に出る音は本物だけが持つ響きであり、
色と形の美しさは他に類を見ません。
繰り返しの作業が続く細かい模様を創り上げてゆく集中力は、
まさに『神業』の職人芸です。
今回展示する大作は、もう二度と創れないと言われているものばかりです。
年々、作品は、先生の絶大なファンの皆様の手元へと旅立ち、
数少ない、久しぶりの新作のご紹介です。
―南端久司氏プロフィール―
昭和3年生まれ
水島輝氏を師匠とし、山田栄太郎の孫弟子にあたる。切子の伝統であり、
名人の後継者と言える。特に、伝統的な技法をもって創作する『菊つなぎ』
『菊篭目紋様』のカットに優れ、業界の発展に貢献。
地場産業の発展や後進の指導・育成・伝統技能の継承に尽力されている。
平成13年 現代の名工に認定
平成16年 黄綬褒章受章